心がポッとするような優しい世界を作るために

このブログを読んでくれる皆さま。あけましておめでとうございます!

コンフロントワールドでファンドレイジングチームのリーダーをしている藤田です。

前回、スタッフブログを書いてくれた白石と同じく、僕もアフリカに行ったことありません!しかし、コンフロントワールドに参画して一年が経ちました。

 

(前回の記事:アフリカに行ったことも、アフリカ人とも話をしたことがない僕が、コンフロントワールドで活動する2つの理由)

https://wp.me/p9UlUG-dx

 

ですので自己紹介をしつつ、ほんの数時間前に起こった、心がポッとしたお話をできればと思います。

 

まず、言いたいのが僕は全く「国際協力」とは無縁の人間でした

大学入学と同時に愛媛から上京し、新宿駅で迷子になるような18歳でした。

まさかNPO法人で、資金調達に関わることをするなど想像もしていませんでした。

 

僕を国際協力に駆り立てたフィリピンとカンボジアでの経験が僕の原点でもあり、忘れられない思い出です。このことについては、またの機会で話すことができればと思います!

 

さて、資金調達・ファンドレイジングなどと格好の良い言葉は言っていますが、団体内と寄付してくださる方々に「価値」を還元できていない悔しさが僕の中にあります

コンフロントワールドに所属した1年前は、自分が誇れる技術や才能がなく、足手まといになってしまう!と思い、とりあえず、NPOの抱える課題について洗いざらい調べた結果、

「ファンドレイジングが社会を変える」という本に出会いました

この本に出会って、「寄付」ってこんなにもワクワクすることなんだ!寄付の流れを仕組化して、寄付してくださった方に「あ!寄付してよかった」と思ってもらえるようにしたい!と心がポッと温かくなるそんな体験を届けたい!と…

NPOやファンドレイジングについて勉強し、准認定ファンドレイザーになることもでき、「今からやってやる!」と思いましたが、これがなかなかうまくいきませんでした

 

詳しくは割愛しますが、まずどこから取り組めばよいのだろうか。という状態に陥ってしまいました。そして、現地の暗い事情ばかりを伝えて、同情を誘うのはやっぱり違うなとも感じていました。

 

勿論、できることはたくさんあります。しかし僕は、なかなか「実行」に移すことができませんでした。アウトプットが下手くそ過ぎました。

 

そこで立てた2019年の目標の1つが、トライ&エラーを積み重ねる事です。

 

「人の5倍考え、人の5倍失敗し、人の5倍挑戦する」

 

東京都で、経済的な困難を抱える子どもたちを対象に、質の高い学習支援を届けているNPO法人Learning for Allの代表の李さんがおっしゃっていた言葉です。

 

この言葉がでた、お話の流れは「事業規模が1億円規模に至るまで」という各セクターで活躍されているNPO法人の方が、ここに至るまでどんな道のりを歩んできたのかというものでした。

勇気づけられると同時に、自分が未熟である事を実感しました

NPOでファンドレイザーとして活躍されている方のワークショップに参加した時も、ただただ凄いと圧倒されるばかりで、この世界で生きていくためには、並々ならぬ実現したい世界と磨き上げた技術を組み合わせることが重要なのだと実感しました。

僕は、現地の暗い現実を伝えるのではなく、あなたの力によって、現地に希望が生まれ、誰かが笑顔になるそんな「価値」を届けたいのです。

 

2019年が始まって2日目、バイトから帰ってきたほんの数時間前に、こんなハガキがポストに入っていました。

昨年の夏、西日本を中心とした豪雨災害が起こり、大勢の方が避難を強いられる状況になりました。

私の故郷でもある愛媛県でも被害が大きく、連日メディアで伝えられました。

 

私は帰省と同時に宇和島市へボランティアに参加しに行きました。

豪雨から1ヶ月経った後でも、家の中の土砂撤去が出来ていない家屋があり、衝撃を受けました。

 

(記事:【平成30年7月豪雨支援】愛媛県宇和島市でボランティア活動を行いました)

https://wp.me/p9UlUG-bu

 

台風の接近の影響で1日だけ参加させていただきましたが、現地の方ともお話が出来て非常に貴重な経験でした。

そして、このハガキが届いていました。

 

僕が単純なのかもしれませんが、心に火が灯ったかのように、温かい気持ちになりました

 

「覚えていてくれたんだ」と…

 

今までいいことをする時は、そのことを宣言するのは何かおこがましいと思っていましたが、このようにハガキを届けられると周りに報告したくなりますね(笑)

僕はコンフロントワールドを通して、誰かにウガンダのこと、ウガンダで頑張る現地NGOのこと、寄付したら、こんなものが届いたという体験を届けたいと心から思いました

twitterで寄付宣言というハッシュタグがありましたが、あのように、良いことを報告して、私も何か良いことをしてみようと思う、そんなムーブメントを担う一員になりたいと思いました。

 

ぼくはまだまだNPOのスタッフとしても、ファンドレイザーとしても、学生としても、人間としても、まだまだ未熟です。

しかし、世界の誰かが、あの時は良いことをしてよかったなと思ってもらえるように、まずはしっかり課題を分析してトライしていきます!

甘っちょろい僕に叱咤激励くださるメンバーと共に邁進してまいります。

 

「この世の中に誰かがやらなければならないことがある時、ぼくはその”誰か”になりたい」

 

カンボジアの選挙普及活動に尽力した中田厚仁さんのように、誰かの心の支えになれるような存在になるため、これからも努力してまいります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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