こんにちは!スタッフの亀ケ川です。
以前皆様にアンケートにご回答いただきました、ウガンダの活動地ブタンバラ県でのトイレ建設プロジェクトが開始され、いよいよ先月より、トイレ建設が始まりました。
このプロジェクトを開始できたのは、日頃から私たちの取り組みに期待を寄せ、共に歩んでくださるマンスリーパートナーの皆様のおかげです。
改めて、感謝の気持ちを伝えさせて下さい。本当に、ありがとうございます。
ウガンダからは、現地NGOからプロジェクトの進行状況が、写真や動画と共に届いております。
今回は、皆様へ現地NGOからの写真と現地の様子を、お伝え致します。
■現地NGOから随時届く写真・レポート
穴掘りから始まった建設…
建設のはじめの穴掘りは、トイレが建つ家の周辺住民が中心になり行われました。かなり深い穴ですが、体力のある若者が穴に入り掘り進めています。
—両親をHIVで亡くした二人の子供がいる世帯のトイレ建設写真。彼らは経済的に厳しい状態の祖母と共に生活しています。 現地NGO/JEDOVCより
JEDOVCの職員(左)と集落の子どもたち…
5月11日に届いた、トイレの様子…
細い鉄骨の格子を建て、その上に土製のブロックとセメントの壁が作られました。
しかし、毎日が決して順調なことばかりではありません。
現地では、建設が予定通り進まないことが多々あります。例えば、集落でお葬儀があった日には建設作業が止まります。何故なら、建設時の住民参加を重要視しているからです。
また、建設予算を算出した時と、現在の物価に変動があり、予定していた全家庭にトイレを建設するために、材料を入手する新たなルートや、代わりの材料等を検討する必要がありました。
現場の困難は、現地NGOから文章で届きます。
その文字の裏に、彼らが懸命に動き回っている様子が思い浮かびました。 写真に写る住民の笑顔や懸命な姿、その裏には、映らないけれど日々住民のために懸命に活動する現地NGOのメンバーがいるのです。
そんなことを考えながら、
私は日本で、「彼らが懸命に、自らの生活と向き合える機会を」「達成感や笑顔が、1秒でも長く持続する可能性を」生み出すことに、懸命にならねば。
そう改めて感じています。
今後も、トイレプロジェクトの様子をいち早く皆様へお伝えしてまいります。
どうぞ、引き続きご注目ください。そして、ウガンダ、ブタンバラ県の彼らの元へ、共にエールをお送りくださいませ。
亀ケ川