皆様、新年明けましておめでとうございます。
NPO法人コンフロントワールドは、この度新型コロナウイルス感染症緊急支援の第二弾を実施致します。
◯背景
私達コンフロントワールドは、2020年新型コロナウイルス緊急支援第一弾として「ウガンダ農村部に石鹸と手洗いを届けるクラウドファンディング」を行い、同年11月までにウガンダ共和国ブタンバラ県で手洗い装置提供などの支援を行って参りました。
(クラウドファンディングの詳細はこちら)
これまで行ってきた支援の成果は以下の通りです。
・コミュニティリーダー158名への啓発活動
・10のコミュニティーセンターでの啓発活動
・2,000世帯(約10,000人)へ簡易手洗い装置と2つ以上の石鹸の提供
・65名のヘルスワーカーへ消毒液などの物品の提供
・20の村へ手洗いの啓発活動
・20の保健省、7の警察署、10のセンター、15の市場へ計125個の大型手洗い装置を提供
これらの緊急支援やロックダウンの成果から、ブタンバラ県での感染者数は2名、死者0名と周辺地域と比較して感染者数を抑えることができました。
ウガンダ共和国では、ロックダウンの制限により感染拡大を抑えることができていました。しかし、国民の生活のためには経済活動を再開させる必要があり、ロックダウンを延長させることができず、学校や教会の再開などにより感染拡大が促進している現状にあります。
1月6日時点でウガンダ共和国全体の感染者数は36,407名を超え、死者290名と感染者数
も増加しています。
経済活動を止めないまま感染を抑制する仕組みを作るため、緊急支援第二弾として手洗いに関する支援を継続することと致しました。
◯支援内容
現在ブタンバラ県では、
・容易に手洗いができない(第一弾の支援により手洗い環境は増えたものの、未だ3割ほど)
・手洗いの重要性を知らない人が多い
という課題があります。
そのため、
・ブタンバラ県の出来るだけ多くの住民に、水アクセスのための設備,手洗い設備,石鹸を届ける
・新型コロナウイルス感染症予防のための手洗いの啓発活動を実施する
ことを目的として支援を実施いたします。
具体的な支援内容は以下の通りです。
①手洗い装置の設置
②石鹸を生産する施設の設置
③貯水タンクと浄水フィルターの建設
これらの支援を通して、コンフロントワールドでは今後ブタンバラ県での感染抑制のための取り組みを実施して参ります。
最後までご覧くださりありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症緊急支援第二弾については随時情報を報告して参りますので、今後もご覧いただけると幸いです。
日本国内でも感染者数が増え続けておりますが、どうか皆様ご自愛ください。
NPO法人コンフロントワールド