こんにちは。コンフロントワールドです。
代表の荒井が、NGOの有志が集まる「NGO2030」主催の「戦争と平和と私たち 〜もっと気軽に聞きたい、話したい〜」に登壇しました。
ファシリテーターという役回りで、NGOの諸先輩方に、
「紛争・戦争が絶えず続いているけど、なくなることってあるの?」
「紛争下で困っている人を助けるって、具体的にはどういうこと?」
などを聞きました。
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以下概要です。
SDGsが目標達成を目指す2030年までにNGOがどのような存在になるべきか、今後のNGO像を議論し実行に移す、「NGO2030」。現在、約10のNGOスタッフや企業が、団体の垣根を越えて共に活動しています。
NGO2030では、「これからの社会を担う世代と一緒に考えたい!」という想いから、SDGsの達成に向けた”横断的な取り組み”や”業界を超えた連携の在り方”に関する本音に迫る内容のウェビナーを実施してきました。
■第26回目となる今回のテーマは「戦争と平和と私たち」
ウクライナをはじめ各地で続く紛争が、私たちの心を痛ませる出来事として続いています。先の大戦や核問題など、「戦争と平和」について触れる機会が多い8月ですが、大切なことだけど知らないことも多い、気軽に話せるようなテーマではないと感じることもあるかもしれません。
NGO2030では、1つの正解のないことだからこそ、世代や立場を超えて、より気軽に話し合える時間を作ってみたいと思います。
「紛争・戦争が絶えず続いているけど、なくなることってあるの?」
「紛争下で困っている人を助けるって、具体的にはどういうこと?」
「国内にも問題が山積みなのに、なぜ紛争地域のために何かしなければならないの?」
「私が紛争や人道支援に関わる必要性や意義って?」
「そもそも戦争が行われていない状態が平和といえるの?」
「ニュースに取り上げられなくなると大変な状況があることを忘れてしまう、どうしたらいいの?」
当日は、NGO2030メンバーがこれまでの活動の中から感じていることや支援地の現状などを話したり、参加者の皆様からは疑問に思っていることや考えていることをお話いただいたり、チャットボックスでお話いただいても構いません。対話を通じて、気付きや新たな視点の発見があるかもしれません。
この夏、これまで国内外で紛争の影響を受けた人々にさまざまな立場で関わってきたNGO2030メンバーと共に、「戦争と平和と私たち」について考えてみる時間をぜひ一緒に持ってみませんか。
登壇者プロフィール
(モデレーター)
荒井昭則/NPO法人コンフロントワールド 代表理事/JANIC理事
1994年生まれ。東京工業大学卒業。
NPO法人コンフロントワールドでは、アフリカにおける水衛生環境の改善(貯水タンク建設・トイレ建設・手洗い設備の提供)や教育支援(小学校建設・保育園の経営支援)、ペルー刑務所発ファッションブランドの日本販売などに従事。ワールド・ビジョン・ジャパン主催『未来ドラフト』グランプリ受賞。
五十嵐 豪/特定非営利活動法人CWS Japan プログラムマネージャー
緊急人道支援や防災事業を担当。これまで東日本大震災や熊本、フィリピン台風、ハイチ大地震など国内外の多くの災害支援や、アフガニスタンやシリア、ソマリア、南スーダンからの難民支援に現場で関わってきた。また、人道支援の国際基準のトレーナーとして援助関係者やこれを目指す人向けの研修や講演も行なっている。
木山 啓子/認定NPO法人ジェン 事務局長
大学卒業後、5年間の企業勤務を経てニューヨーク州立大学大学院にて社会学修士課程修了。1994年、JENの創設に参加。紛争中の旧ユーゴスラビア地域代表として難民・避難民支援活動に従事。緊急支援が依存を生むことに着目し、25に及ぶ国と地域で緊急自立支援活動を展開。2000年より現職。現在の活動地は、アフガニスタン・パキスタン・トルコなど。
柴田 裕子/フリーランス
民間企業勤務を経て、米国にて公共行政学修士取得。2年間のアフガニスタンでの駐在経験以来、スリランカ、イラク、シエラレオネ、リベリア、南スーダン、ハイチなどの人道支援に従事。また、中越沖地震、東日本大震災など、国内の災害支援も経験。2012 年からジャパン・プラットフォームにて国内外の人道支援への助成事業運営、海外ネットワークとの連携調整、NGO能力強化に関わる。2023年7月よりフリーランスとして、支援活動に関わっている。
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