【スタッフブログ】現地より「滞在地紹介」ー亀ケ川愛ー7月21日
こんにちは、インターン生の亀ケ川です。
ちょうど1週間前から、Butambala(ブタンバラ)という、首都カンパラから南西へ車で約2時間程の県に来ています。ブタンバラでは、水と衛生環境を整える活動を主にしている現地NGOを訪問しています。
今回は私が現在滞在中のブタンバラについてご紹介します。
ブタンバラへはカンパラからマタツという乗合タクシーに乗って来ました。(今回は現地の知り合いと一緒に乗りました。一人で旅されている方は一人での乗車は極力避けるか十分気をつけて利用された方が良いです。)
カンパラは毎日のように交通通渋滞がひどく、この日はカンパラから出るのに40分程かかりました。
タクシーはいくつかの集落で止まった後、約100分程で宿泊先のホテルがある街に到着しました。
泊まっている場所は、ブタンバラ県のGombe(ゴンベ)タウンという街です。ゴンベタウンはブタンバラ県の中心で、食料品や衣類、医薬品など様々なお店が集まり賑わっている街です。(夜の11時頃でも、近所の店のラジオや大きいスピーカーから大音量で音楽が流れていたりもします。笑) この街の中心的存在となっているのが、ゴンベ・ジェネラル病院とゴンベ・スタンダード小学校、中学校です。特にこの中学校は建物が立派なだけでなく、学問の面でもウガンダで上位に入る名門校だそうです!(道端で出会った地元の方は、上から5番に入るんだ!って言っていました。本当の順位は分かりませんが
。)
[正面の門と左側に見える校舎の一部]
敷地に入るためには門で正式な許可書をもらう必要があります。(これ以上先で写真を取るのは拒まれてしまいました。)
2000人以上の生徒がおり、そのほとんどがカンパラやその他の県から通って来ているそうです。
なるほど、確かに乗り合いタクシーには綺麗な制服を着た子どもたちが大勢乗っています。
ふと道の反対側(店の多く並ぶ方)に眼を向けると、泥だらけになりながら楽しそうに遊ぶ子供達。露店で仲間と食べ物を売る少年たちがいます。
こんなにいい学校があるのに、この街から通っている生徒はどのくらいいるのだろう。
学校に通えていない子どもたちは、目の前の制服を着た同世代の子たちをどんな思いで見ているのだろう。
そんな事をしばしば考えている(、恐らく怖いくらい真顔な)私に、幼い子どもたちはとても無邪気な、満面の笑みで「ハイ、ムズングー(※)!!」と、毎日手をふってくれます。
そんな笑顔と笑い声に毎日癒されています。(最近「ンゼ、キケ ”I’m Kike”」と名前を教え込みました。笑)
散歩途中に会ったゴンベ中学校で電気器具の管理をしているという男性が、ブタンバラにもうすぐ刑務所が建設されること、街のより細かい道路が整備されていくこと、ゴンベタウンはこれから急速に発展していくだろうこと、を語ってくれました。
実際に私自身も、短い滞在期間の間にそのような面も実感しています。
例えばこの、カンパラに続く大きな道路、昼に歩いた時にはなかった中央線が3時間後には綺麗に道路一体に引かれていました。毎日少しずつ景色の一部が変わっています。
[上の写真と同じ道路]
この街の発展が、ここに住む住民を巻き込んだものであって、その恩恵が住民に還元されていること。いつか子どもたちが大人になった時に、この街が好きだ、守りたい、より良くしたい、そしてこの街で自分の子どもを育てたい、そう思える状態だといいなあと、考えています。
そういえば日本で地元にいる時も、同じような事考えていたなあ…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※ムズングは現地の言葉で “肌の白い人”という意味。
インターン 亀ケ川愛