10月22日(土)に大久保図書館で行われた「スウェーデン語のおはなし会」に行ってきたので、シェアしたいと思います。
大久保図書館では、様々な言語のおはなし会が開催されており、外国語と日本語を交互に読むので様々なルーツを持つ方が参加できるのが魅力です。
スウェーデン語は今回初めての試みということで、スウェーデン語をちゃんと聞いたことがなかったのでとても楽しみでした。
まずは、スウェーデン発祥のラビットホッピングという競技についてご紹介。
説明していただいたのは、ラビットホッピングを題材にした絵本を翻訳している翻訳家のきただい えりこさん。
これは、私がウサギのぬいぐるみでラビットホッピングを体験しているところです。
実際は生身のウサギがこの障害物を飛び越えるらしいです。
ちなみに写真のものは初級とのこと。ウサギって意外と跳ぶんだなと思いました。
現在は日本を含め色々な国で実施されているそうですが、実際にやってみたらすごく楽しそうだなと思います。
ウサギより先に人間が前に出てはいけないとのことで誘導が難しそうな気がしました。
きただいさんが翻訳をしているラビットホッピングの絵本についてはこちらです。
続いて、読み聞かせへ。
今回の読み聞かせの題材は、きただいさんが翻訳しているスウェーデンの絵本「うっかりおじさん」です。うっかりおじさんの絵本の詳細については下記のリンクをご確認ください。
https://sakuhokusha.thebase.in/items/22718761
スウェーデン後の読み上げを担当するのは、スウェーデン出身の落語家である三遊亭好青年さん。
日本語の方は、大久保図書館の職員さんが読み上げます。
スウェーデン語は分からないのですが、音やセリフの長さの違いで面白いなと思いながら聞いていました。
終わった後にお二人にお話を聞きました。
好青年さんの言葉で印象に残ったのが、「子どもは吸収力がすごいから、何回かこうやって聞いていればスウェーデン語を覚えられるかもしれない。スウェーデン語があるってことを知らない人もいるから、(こうしたイベントを通して)知ってもらえる」とのことでした。
子供の頃から色んな国の絵本や言語に触れて、世界には様々な文化が存在することが自然なことになっていったらすごく素敵だなと思いました。
絵本の中で「見栄え」と「ハエ」をかけた日本語のダジャレがあったのですが、
元のスウェーデン語では同じ音の言葉(同音異義語)だそうです。
翻訳ってこういう部分がきっと難しいんだろうなと聞いていて思いました。
館内ではスウェーデンの文化に関する展示も同時開催中でした(〜11月30日(木)まで)。
タイトルは「北欧の国スウェーデン 動物と人がパートナー!?」ということで、
馬用の動物病院やドラッグストアのペット用の薬のコーナーとか、ペットショップはなくてブリーダー経由か里親募集のみだったりなど、スウェーデンは動物をすごく大事にしている国なんだなと思いました。
これだけ整備されているとペットは非常に飼いやすいだろうし、飼っている人も多そうな感じがします。
イベントと合わせて、スウェーデンのことを色々知ることができ、初めて知ることも多かったので楽しかったです。
また、機会があればぜひ参加させていただきたいと思います。
皆様もぜひアットホームでリピーターも多い大久保図書館のイベントをチェックしてみてくださいね!