こんにちは。
NPO法人コンフロントワールドは、「不条理の無い世界の実現」というビジョンの元、複数の支援活動を行っています。
その中でも、当団体が設立当初から行っている活動が、「ウガンダ共和国北部での、南スーダン難民に向けた人道支援」です。
具体的には、
ウガンダ共和国北部に位置する、「パギリニヤ難民居住区」という場所で、
その場所に暮らす、“南スーダン難民”へ向けて、
生活物資配給を行っています。
ウガンダ共和国全土には現在、およそ100万人以上の方が、隣国南スーダンから逃れて暮らしています。
その内のひとつが、パギリニヤ難民居住区という場所です。
難民居住区内は、難民キャンプと少し概念が異なり、「母国が生活できる状況になり生活の拠点を戻せるようになるまでの一定期間を暮す場所」というようなニュアンスがあります。※現地NGOへのヒアリングより
一時的に時間を過ごす難民キャンプとはまた違い、パギリニヤ難民居住区には3年以上生活をしている方々が多くいます。
活動開始は2017年当団体が法人化する前になります。
私たちコンフロントワールドは、日本での資金調達を、難民居住区で活動を行うNGOへ寄付し配布物資の購入に充てて頂いています。
また、夏季にウガンダ共和国へ渡航し、難民居住区にて配布作業のお手伝いや、受益者へのインタビューを行っています。
●直近の支援実績
2019年9月には、難民居住区内の約50世帯へ生活物資を届けました。
配布物資は以下のような品々です。
- 穀物の粉末(主食用)
- 砂糖
- 調理油
- 鍋、調理器具
- 水を汲む容器
- 手洗い用石鹸
- 洗濯用石鹸
- 蚊帳 等
現地では、活動拠点のセンター(公民館のような施設)に受益者が集まり、事前に自分が予算内で選択した支援物資を受け取ります。
また、怪我や病気が理由でセンターまでの移動が困難な方には、その方の家へ物資を渡しに行きます。その際に、最近の家族のことや生活状況を会話ベースで聞き取りをしていきます。
2020年は、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、現地の緊急性の高いニーズが、大きく変化しました。
パギリニヤ難民居住区でも同様です。現地で活動をおこなうNGOの活動方針を受け、コンフロントワールドからの寄付用途を、「生活物資配布」から「手洗い設備の設置」へ変化させました。
具体的な支援内容は、
- 高齢者や障害を持つ方を、特に脆弱な状況におかれている受益者とし、そういった方々80世帯に手洗い設備を設置
- 「手洗い方法」「マスクの使い方」「3密回避」の啓発ポスター3,000枚を作成・印刷し、難民居住区内または周辺地域の医療施設や店舗へ配布
また、コンフロントワールドは海外支援地への渡航を行わず、現地活動NGOへの寄付を通して上記の支援を実施しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
是非、今後も更新していきますのでお待ちください!