こんにちは。コンフロントワールド社会人メンバーのこばです。
私たちコンフロントワールドではウガンダのNGO団体JEDOVCと協働してブタンバラ県の水衛生支援を行っています。
12月の活動について報告させていただきます。
12月もJICA様からの基金を活用して以下の活動を行いました。
・液体石鹸の生産・配布
・手洗い装置の配布
・ティッピータップ(簡易手洗い装置)の配布
・衛生教育の実施
液体石鹸は合計415リットル生産し、4箇所の学校、5箇所の健康センター、6箇所のその他の公共の場所に配布され、地域のコミュニティの人々が利用できるようにしました。
手洗い装置は、合計28個が、液体石鹸と同じく4箇所の学校、5箇所の健康センター、6箇所のその他の公共の場所に設置され、合計489人の人が利用できるそうです。

ティッピータップ(簡易手洗い装置)は、2つの村に合計104個提供され、524人ものコミュニティの人々が利用できます。

液体石鹸や手洗い装置、ティッピータップ(簡易手洗い装置)を提供しても、正しい手洗い方法がわからなければ効果がありません。これらを正しく利用してもらい、衛生状況が改善されるために衛生教育も継続しています。
12月は、4つの学校、2つの地域のコミュニティで衛生指導を行い、合計1,200人の生徒、524人の家庭内メンバーがどのように手を洗うのかを学ぶことができました。



特に、子どもたちは免疫力が弱く、衛生状況が悪い環境の影響を受けやすいため、彼らへのアプローチが非常に重要です。子どもたちの健康と生活環境を改善するためには、まず彼らの安全を守るための取り組みが不可欠です。
コンフロントワールドがブタンバラ県の小学校で貯水タンクの設置や衛生指導の支援を始めてから、下痢などで欠席する生徒が減ったという報告を受けています。
写真を見ると、子どもたちが楽しそうに手洗いをしている様子が伝わってきて、しっかりと活用してくれていることがわかり、とても嬉しくなります。(^^)
今後も引き続き、ブタンバラ県内での支援を継続していきたいと考えています。
また12月には、ウガンダのNGO団体JEDOVCの代表であるディクソンさんを初めて日本に招待し、「万博国際プログラム」の一環として、大磯こどもサミットに登壇してもらいました。また、前後の日程では、大磯町の小学校や病院を訪問し、日本の浄水所の見学も行いました。






この度、彼を受け入れてくださった大磯町の皆様と関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。
ディクソンさんにとっても、今回の訪問は多くのことを学ぶ貴重な機会になったと、帰国後に報告してくれました。
今回の交流が、今後ウガンダの生活環境改善に少しでも役立ってくれることを願っています。
いつもみなさまのご支援、誠にありがとうございます。
今後もコンフロントワールドをよろしくお願いいたします!
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。