こんにちは。社会人メンバーのこばです。
3月は現地での活動がなかったため、今回は、私たちコンフロントワールドの現地パートナーNGOであるJEDOVCのスタッフから送られてきた写真や、昨年メンバーがウガンダを訪れた際の写真などを交えながら、ブタンバラ県および私たちの活動についてご紹介します。
ウガンダのブタンバラ県の紹介
東アフリカの国ウガンダ。その中部に位置する**ブタンバラ県(Butambala District)**をご存知ですか?観光地としてはまだあまり知られていない場所ですが、現地の暮らしや人々の温かさに触れられる、魅力あふれる地域です。
ブタンバラ県概要
ウガンダの中央地域に位置する**ブタンバラ県(Butambala District)**は、2010年に旧ムピギ県から分離して設立された比較的新しい行政区画です 。県都はゴンベ(Gombe)で、首都カンパラから約68kmの距離にあります 。
面積は約405平方キロメートル。日本で言えば種子島とほぼ同じくらいの広さで、のどかな農村地帯が広がる自然豊かな場所です。
1. 地元に根ざす支援活動 – JEDOVC
道路沿いに立つこの看板は、地域の支援団体「JEDOVC」のもの。水と衛生、教育支援、子どもの保護、HIV/エイズ対策、若者への職業訓練など、さまざまなコミュニティ支援プログラムを展開しています。
私たちコンフロントワールドは、2018年からJEDOVCとパートナーシップを結び、ブタンバラ県の学校や家庭を対象に、水やトイレなどの衛生環境改善の支援に取り組んでいます。
2. 地元のマーケット
赤土の道沿いには、青空市場が広がっています。地元の人たちが持ち寄った野菜や果物、豆類などが並ぶ活気あふれる場所。
この市場では観光地のような派手さはないけれど、「生きた暮らし」に直に触れられる貴重なスポットです。笑顔で迎えてくれる人も多く、少しスワヒリ語や現地語を話せると会話も弾みます。
3. 町の風景と人々の暮らし
バイクタクシー(ボダボダ)に乗る人、通りを行き交う子どもたち、山の稜線に沿って並ぶ家々。ブタンバラは、小さな町ならではの温かさと落ち着きがあります。
少し高台から見下ろすと、赤い屋根と緑の木々のコントラストが美しく、時間がゆっくり流れているようです。
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ブタンバラ県はこんな平和な雰囲気の場所ですが、水や衛生環境はまだまだ整っていません。農村部における水インフラの整備が不十分であり、住民の多くが安全で清潔な水へのアクセスに困難を抱えています。
私たちコンフロントワールドはこれまでJEDOVCと協働して次のような取り組みを行ってきました。
・学校施設へ雨水貯留タンクを設置
・家庭向けトイレの設置
・石鹸や手洗い装置の生産配布
・地域住民への衛生教育
これからも私達コンフロントワールドは人々の健康や安全を守るためにJEDOVCとともに活動を続けていきます。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします!
もしウガンダに行く機会があれば、ぜひブタンバラにも立ち寄ってみてくださいね!