この度、弊団体の行うウガンダ共和国ブタンバラ県における水・衛生環境向上のためのプロジェクトが、
第17回TOTO水環境基金”>第17回TOTO水環境基金の助成先として決定しました。
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TOTO株式会社は、皆様もご存知の通り、トイレなどの衛生陶器をはじめとする住宅設備機器などの製造販売を行うメーカーです。
また、2005年に「TOTO水環境基金」を設立し、水環境の保全に取り組む市民や団体の活動への助成を行っております。
今回、助成いただくのは、NPO法人コンフロントワールドのウガンダでの活動となります。
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ウガンダ共和国ブタンバラ県では以前より、衛生的な生活水の確保や、
トイレや手洗い場等の未整備による劣悪な衛生環境が課題視されてきました。
NPO法人コンフロントワールドは2018年にブタンバラ県を中心に活動する現地人NGO「JEDOVC」とパートナーシップを締結し、
小学校への貯水タンク建設や浄水設備の設置、一般家庭への衛生的なトイレ建設など、
衛生環境向上のためのプロジェクトを行ってきました。
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また、新型コロナウイルス感染拡大が各国で広がり始めた2020年4月からは、
同地域における新型コロナウイルス緊急支援を開始しました。
現在も継続して支援を行っており、これまでに約3500世帯の一般家庭と
およそ200箇所の保健所や市場、学校(人の集まる場所)などに手洗い装置を設置・石鹸を配布しました。
手洗い環境を継続的なものにするため、現地での石鹸生産施設の支援にも挑戦し、
既に液体石鹸・個体石鹸の生産を行い、保健所や市場へ提供を始めています。
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今回TOTO水助成金制度により、2022年4月~2023年3月まで
下記の活動を計画しています。
・現地住民へ手洗い装置と石鹸の提供
・学校への貯水タンク建設、浄水フィルターの設置、手洗い指導
・一般家庭へ衛生的なトイレ建設
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今後も活動報告など随時更新して参ります。
TOTO水環境基金ニュースリリース 第17回「TOTO水環境基金」助成先団体を決定