こんにちは!社会人メンバーの海野です。
7月22日(土)にカイ日本語スクールで「やさしいにほんごカフェ」というイベントを実施しました!
来てくださった皆さんありがとうございます。
当日は20名定員でしたが満員御礼で、日本人と外国人が半々で交流を楽しみました。
地域の図書館や教会、お店をされている方などにお声かけをして、ご協力いただいた結果たくさんの方にご参加いただくことができました。
外国人の方は、アジア、ヨーロッパ、南米など本当に様々な国出身の方が集まりました。
今回のイベントは今まで国際協力を中心に活動してきたコンフロントワールドにとって、新規事業の立ち上げとなりました。
元々大学のゼミで多文化共生について学んだ海野が、一から企画を立ち上げ、昨年の夏から様々なアイデアを検討し準備してきました。
カイ日本語スクールさん、山脇ゼミさんと一緒に多文化共生のイベントがしたいという私の夢が叶ってとても嬉しかったです。
当日の流れとしては、代表の挨拶で始まり、続いて共催の明治大学山脇ゼミさんから日本語のネイティブの方向けに「やさしい日本語」のレクチャーがありました。
やさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で、誰にとっても分かりやすい日本語のことです。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/multilingual/references/easyjpn.html
やさしい日本語を使うことで、まだ日本に来たばかりの外国人の方ともコミュニケーションが取りやすくなります。
分かりやすく日本語を伝えるための、下記の3つの「ハサミの法則」の紹介などをしていただきました。
ハ:はっきり言う
サ:最後まで言う
ミ:短く言う
私自身もやさしい日本語は話そうとしてみると意外と難しいので、練習が必要だなと思いました。
レクチャーの後は、フリートークの時間です。
5〜6人ごとに6つのグループを作り、席替えを挟んで30分×2回のトークをしました。
各テーブルには、カイ日本語スクールの生徒さんや明治大学山脇ゼミ、法政大学田嶋ゼミの学生さんにファシリテーターとしてペアになって入ってもらい、参加者のコミュニケーションをサポートしてもらいました。
日本に来たばかりの方でも、ゆっくり分かりやすい日本語でコミュニケーションを楽しむことができたと思います。また、初対面で話すのが苦手な方でも、ファシリテーターが一人一人に話題を振りながら会話をリードするので、安心して参加できます。
「この夏にやってみたいこと」や「日本に来て驚いたこと」などのトークテーマをモニターに映して、参考にしながら色々なことを話していただきました。
ドリンクやお菓子、ボードゲームもあったので、皆さんリラックスした様子で会話を楽しんでいるように見えました。
フリートーク後は共催のカイ日本語スクール代表の山本さんと、明治大学山脇ゼミの山脇教授からご挨拶をいただきました。
最後に参加者にアンケートをご記入いただき、お開きとなりました。
アンケートの満足度は非常に高く、96%の方がまた参加したいと回答してくれました。
また、なんとアンケート回答者全員が周りの人にも参加を勧めたいと回答してくれました。
初めてのイベントでどうなることかと思いましたが、スタッフも含めてイベントの参加者から本当に楽しかったという声をたくさんいただけて心からやって良かったと思えました。
こうしたイベントを通じて、地域の中の相互理解や顔の見える関係の構築を少しでも進めていけたら良いなと考えています。
次回開催となったときは、ぜひ遊びに来てみてください。
また、コンフロントワールドでは一緒に活動してくれるメンバーを随時募集しております。国際協力や多文化共生に関心のある方は、下記のリンクからお申し込みお待ちしております。