ウガンダでのパートナー事業の現在をお伝えします

 

こんにちは、亀ケ川です。

 

 

少し時間が経ってしまいましたが、秋にウガンダ渡航を終え日本へ帰国しました。
先月には報告会を行いました。お越しいただいた皆様、有難うございました。

さて今回の記事では、ブタンバラ県でのパートナー推進事業について以前の記事から現在までの様子をお伝えします。

現地では、水の設備(貯水タンク・ろ過フィルター・手洗い装置)が完成し利用され始めています。

今回の渡航から始まったパートナー事業では、小学校に 貯水タンク・手洗い装置・ろ過フィルターの3つの設備を建設しました。
先の2つについては以前の記事でお伝えしています。
その2つに加え、9月末に水のろ過フィルターも完成しました。

ろ過フィルターとは…

地層の構造を応用した浄水装置で、バイオサンドフィルターとも呼ばれます。
中には、小石、砂、泥、が順に詰められており、上から水を注ぐと1時間程かけて層を通過し、微生物や汚れが取り除かれた水がチューブから出てきます。

ブタンバラ県の農村部に住む多くの住民は、水が流れず濁ってしまった小川や水溜りなどから生活水を確保しています。そして水質の悪い水を使う事で住民が病気にかかってしまうケースが多くあります。 ろ過フィルターによって質の良い水を、飲み水や生活水として手にする事が出来るのです。
EDOVCがろ過フィルターを作るノウハウを持っており、村の病院では3年前にJEDOVCが提供したものが今でも使われ続けています。

今回は2つのろ過フィルターを小学校に設置しました。
以前にJEDOVCから技術を教わった住民の方が、フィルター作成を手伝って下さいました。

フィルターの外枠を作るJEDOVC職員(左)と住民(右)

外枠を作るのに約1週間、内部を完成させるのに約3日間がかかります。完成したフィルターは現在教室に設置されています。

貯水タンクのユーザー委員会

8月に完成した貯水タンクは、9月から始まる雨季に間に合い現在大活躍しています。(現地に派遣されている青年海外協力隊の方からの情報)
現在タンクの維持・管理のため、代表生徒、先生、保護者から「ユーザー委員会」が結成され、彼らが中心となって動いています。

話し合いをするユーザー委員会メンバー

こちらはユーザー委員会の第一回目のミーティングの様子です。この日は、委員会内の個々の役割が決定され、「施設の維持のために必要な注意とは何か?」メンバーそれぞれが考え、発表しました。今後もユーザー委員会の会議は少なくても毎月1回行われるようです。

JEDOVCから、レポートが届きました。

10月末、水の設備と衛生教育をスタートさせた小学校のその後の様子についてJEDOVCからレポートが届きました。

貯水タンクは、女子生徒の通学率を上げることにも貢献しています。学校で十分な水が確保できている事で、彼女たちは月経の時期にも簡単に体や服を洗う事が出来るからです。(レポートより)
月経を理由に登校できないケースを減らすことにも繋がっています。

最終的に7人の生徒がユーザー委員会メンバーに選出され、タンクとろ過フィルターを管理する為のトレーニングを受けています。JEDOVCは、2ヶ月に1度のタンク内部の掃除や、屋根に溜まった水をタンクへ流すパイプ(ガター)の掃除の仕方を生徒たちへ教えています。(レポートより)

弊団体のスタッフがウガンダから帰国した後も、こうしてレポートを送ってくれたり、連携を取れたりする事は大変重要なことです。コミュニケーションの取り方や意思疎通については、現場にいて顔を見ながら直接言葉を交わせる時と同じようにはいかないのが現実だと、実感しています。そんな状況だからこそ、敬意と感謝の姿勢を改めて大切にしていこうと思います。そして、自分がウガンダにいても日本にいても、変わらず丁寧に接してくれるパートナーのJEDOVCに改めて感謝しています。

今後もウガンダ・ブタンバラ県でのパートナー推進事業について、スタッフブログでお伝えしていきます。どうぞ今後もパートナー推進事業にご注目下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

スタッフ 亀ケ川

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