現地NGO「JEDOVC」との協働が開始されました

いつもコンフロントワールドを応援いただきありがとうございます。
また、マンスリーパートナーを含む皆さまの寄付を賜り活動に多大のご貢献を戴きました。
ここに深く感謝の意を表します。

今回の渡航で、現地NGO「Joint Efforts for the Development of Orphans & Other Vulnerable Children(以下JEDOVC)」とMOU(了解覚書 Memorandum of Understanding)を締結し、3年かけてウガンダのブタンバラ県での水のインフラ整備、衛生教育活動が開始されました。

2018年8月に渡航したコンフロントワールドのスタッフと、JEDOVCのスタッフ

パートナー推進事業

当団体のミッションの一つである「紛争・貧困などによって困難な状況にある人々の自律を後押しする」の一環として、「パートナー推進事業」を実施いたします。
「パートナー推進事業」に込めた想いは、サポートする・される関係ではなく、同じ目線に立つという意味で「パートナー」という言葉を用い、そしてパートナーを支援するという形ではなく、お互い依存しない、より良い関係を築くために「推進」としています。

2018年8月から第一のパートナーとしてJEDOVCを選定し、MOU(了解覚書 Memorandum of Understanding)を締結しました。

ブタンバラ県とは

ブタンバラ県のBuyenga Qran schoolの子どもたち

ウガンダのブタンバラ県では井戸や水のタンク、水のろ過フィルターなどの水のインフラの未整備に起因する劣悪な衛生環境が問題となっています。衛生環境の悪化は、ウガンダで問題とされているHIVの感染を助長させる重大な要因です。
さらに、水のインフラの未整備により、子供の教育機会が奪われています。水のインフラの無い現地では、子供が2〜3時間かけて水を汲みにいく必要があり、それにより学校での教育の時間を奪われています。多くの場合は女子学生が水汲みを担当し、学校に行けなくなる女子学生は少なくありません。また、道中で襲われる危険性も伴っており、HIVのさらなる感染が懸念されています。

そのような環境のブタンバラ県で活動されている現地NGO「JEDOVC」と協力し、ブタンバラ県の衛生環境の改善を行います。

JEDOVCのビジョンとミッション

JEDOVCのオフィス

【ビジョン】
孤児などの脆弱な子供たちが持っている能力を最大限に生かせる社会

【ミッション】
孤児などの脆弱な子供たちが持っている能力を最大限に生かすための助けとなる環境を創る

今後の展望

今回の渡航から、水くみの時間を削減するための貯水タンク1個、飲み水を得るためのろ過フィルター2個の建設が開始され、その他にも日本からの石鹸の寄贈、ティッピータップという手洗い装置設置を含めた衛生教育が開始されました。
また、JEDOVCの経営支援としてHP作成なども行っていきます。

JEDOVCの職員と建設前の貯水タンク

この衛生環境の改善は3年かけてブタンバラ県で行われます。

現在建設中の貯水タンクはこちらになります。

建設中のタンク

3年間で建設を行う貯水タンクと飲み水を得るためのろ過フィルターは1300人が利用可能と推定されております。

 

また、当団体では「マンスリーパートナー」という継続寄付者も募集しております。
https://syncable.biz/associate/confrontworld/donate

今後とも当団体を応援いただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

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