本が持つ力と大久保図書館の取り組み(1)途上国に絵本を贈る

こんにちは。社会人メンバーの海野です。

9月25日(日)に、大久保図書館で開催された「途上国の子ども達に絵本を贈るイベント」に行ってきたのでシェアしたいと思います!

こちらのイベントは、シャンティ国際ボランティア会と大久保図書館が協力して実施しているそうです。今回はコロナの影響もあり、3年ぶりの開催でした。

今回はお手伝いと見学で、参加させていただきました。

シャンティ国際ボランティア会の公式HPについては下記のとおりです。

https://sva.or.jp/books-for-all/

当日のイベントでは、カンボジアの難民キャンプに住む子ども達が読めるように、「クメール語」のシールを切り取り、日本の絵本に貼る作業を行いました。

このようにして、1年で約18,000冊もの本が途上国に届けられているそうです。

当日使用した絵本は下記の5冊です。左に行くほど、文章が多くて時間がかかります。まずは自分で選んだ絵本を一度読んでみてから、作業に入ります。

子どもたちが、クメール語のシールを切って貼っているところです。

1冊あたり大体30分くらいかかっていたような印象です。

とても集中して取り組んでいて、積極的に2冊目にチャレンジする子もいました!

最後のページにはクメール語で自分の名前をサインしていて、誰がこの本の作業をしたのかが分かるようになっているのが素敵な工夫だなと思いました。

作業をする前に紹介された現地の映像の中で、難民キャンプで生活する人々にとって図書館の本が文字を覚えたり、外の世界を知る手段として役立っていることを知って、本が持つ力の大きさを改めて感じました!

その時の動画はこちらです。

絵本が身近にあるのが当たり前な環境で育ってきましたが、世界的に見れば地域によってそれが当たり前ではないことがよく分かりました。より多くの子ども達が同じように絵本を楽しめるようになって欲しいと思いました。

国際シャンティボランティア会では、現地での絵本などの出版も支援しているとのことでとても素敵な取り組みだと思います。

今回参加者の皆さんが作った本は、来年の2月にまとめて船で届けられるそうで楽しみです。

次回は、米田館長に多文化共生について行ったインタビュー内容を紹介します!

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