雇用創出プロジェクトの一環で石鹸作りを実施しています

アフリカンブラックソープ

こんにちは!

NPO法人コンフロントワールドの溝口です。

前回のブログに引き続き、アフリカンブラックソープによるウガンダ共和国での雇用創出プロジェクトについて、皆様にお伝えします!

私たちはこのプロジェクトで、アフリカに雇用を創出するという目標を掲げています。

私たちがまず目をつけたのは石鹸。

ウガンダ共和国にて実施している新型コロナ緊急支援で、私たちは現地の方々へ石鹸を使った手洗い環境を提供していることが、その背景にあります。

提供している石鹸は現地にて購入されたものですが、これを現地の方々自身が生産し販売することができれば、彼らが収入を得ることができると同時に、感染予防にも貢献することができる可能性があると、私たちは考えています。

作ってみた

現地へ渡航できない状況下でもできること、石鹸を作ってみること

さっそくメンバーが自宅にて石鹸づくりにトライしています。

現地で手に入る材料を使用するため、バナナの皮を使用しています。

これを灰にし、水を加えた後に固形物を取り除くことで、鹸化に必要な成分を含んだ水溶液を作ります。

パームオイルやココナッツオイルを溶かしたものと、苛性カリ水溶液(※)を混ぜ合わせることで

このドロドロした液体が出来上がります。

水分を飛ばしてできたものが、こちらの石鹸。

(白い石鹸は、比較のため作成した「バナナの灰なし」の石鹸です)

使用感・課題

石鹸として、しっかりと泡立つものができました!

しかし、使ってしばらくすると肌が荒れてしまいました。苛性カリの分量が多すぎたのではと考えていて、質の良い石鹸を作ることの難しさを実感することができました。

(※)苛性カリは危険物で、日本においては購入の際に必要な書類を提出する必要があるものです。現地の方々に作成していただく際に危険が及ばないか、何か代替物はないのかを探す必要があると、考えるようになりました。

現在は、その代替物の入手ができないか模索中です。入手した際には、次回ブログにて石鹸作りの挑戦をお伝えできればと思っています!

次回投稿も、ぜひご覧いただけますと幸いです。

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