石鹸作りと新規雇用の創出に挑戦します!

アフリカンブラックソープ

皆さん、こんにちは!

NPO法人コンフロントワールドの出口です。

今年コンフロントワールドのメンバーで合宿を行った際に、お互いの価値観やビジョンについて語り合いメンバーの親交を深める機会がありました。

そこでアフリカでの新規雇用の創出に挑戦したいという声が上がりました。(経緯についてはまた別の機会にでも!)

雇用の創出は我々のミッションの一つである「紛争・貧困などによって困難な状況にある人々の自律を後押しする」に繋がるため、3年以内にアフリカで雇用を創出するという目標を掲げました。

コンフロントワールドはウガンダ共和国ブタンバラ県で現地パートナーNGO「JEDOVC」と水と衛生プロジェクトというかたちでこれまで貯水タンク、浄水フィルター、簡易手洗い装置の資金提供を行ってきました。

また、今年5月には皆様のご支援によって現地へ石鹸と手洗い装置を届けるための資金調達を目的としたクラウドファンディングを無事成功へと導きました。

これまでの経験を経て、石鹸を使った手洗いの重要性を改めて実感しました。

我々には信頼できる現地パートナーのJEDOVCと、アフリカには伝統的なプランテンの皮を主材料とするアフリカンブラックソープがあります。

そこで、コンフロントワールドはウガンダでアフリカンブラックソープの生産による雇用創出に挑戦したいと思います!

CDCによると、世界では毎年180万人もの5歳以下の子供が下痢やウイルス性肺炎によって死亡しています。しかし石鹸による手洗いによって下痢による死亡者数を30%ほど、呼吸器感染症による死亡者数を20%ほど削減できるとされています。

しかしウガンダで販売されている石鹸は首都カンパラの外で暮らしている人々にとってはなかなか手に届きづらい価格帯となっています。

今回のプロジェクトでは雇用創出だけでなく、石鹸を使った手洗いをより多くの人々に届けることにも挑戦したいと思います!

新型コロナウイルス感染症の影響でウガンダへの渡航はもう少し先になりそうですが、今できることを着々と進めてまいります!

現在はメンバーの家で石鹸作りが少しずつ始まっています。

(左:試作品 右:購入したアフリカンブラックソープ)

残念ながら最初の試作品は必要な成分が足りず鹸化に失敗しました。

今回の反省を生かして次の試作品の作成に取り組んでまいります。

それでは次のアップデートをお楽しみに!

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