こんにちは!NPO法人コンフロントワールドの出口です。
アフリカンブラックソープ事業の投稿も今回で4回目になりました!
先月はメンバーで集まりアフリカンブラックソープの作成に挑戦しました。
※前回のブログはこちら
メンバーで集まって作ってみた
9月にメンバー5人で集まりアフリカンブラックソープ作りに挑戦しました。
石鹸作りには苛性カリや苛性ソーダが使用されるのが一般的ですがそれらは取り扱いが難しく、現地の方々が石鹸を作成する際に危険が伴うため我々はそれらの危険物を使用せず石鹸を作る方法を模索しております。
まず、バナナの皮をオーブンで焼き、灰を作りました。
そして灰を粉末状になるまで潰し、水を足します。(苛性カリ水溶液の代わり)
出来上がった水溶液を加熱して、そこに同じ温度で加熱したパーム油とシアバターの混合油を追加します。
これらを混ぜるとアフリカンブラックソープの出来上がりです。
結果
残念ながら今回は失敗に終わりました。
以前の投稿では苛性カリを使用して石鹸の固形化に成功しましたが今回は使用しなかったところ石鹸が固形化しませんでした。
考えられる理由はバナナの灰と水を混ぜ合わせた水溶液に含まれるカリウムの濃度が一定量を満たしていなかったことです。
塩化カリウム、炭酸カリウムなども追加してカリウムの量を増やしてみましたがそれでも固形化にいたりませんでした。
おわりに
あらゆる資源が手に入る環境にいる我々でもここまで石鹸作りに苦労するとは思っていませんでした。本当にアフリカ現地で石鹸が作れるのか不安になることもあります。
ただ、我々の目指しているのは雇用の創出であり石鹸を作ることだけがゴールではありません。
今後はOEM生産やアフリカと日本での分業なども視野に入れながら「現地での石鹸作り」以外での雇用創出の方法なども考えていきます。
今回は石鹸の固形化や鹸化に失敗しましたが今後も諦めずに挑戦し続けます!
もし石鹸作りが得意方はご連絡いただけると嬉しいです。
次の投稿をお楽しみに!