イスラエル・パレスチナにおける武力行為に対するコンフロントワールドの対応方針について

コンフロントワールドでは、イスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突において多数の死傷者が出ていることを深刻に憂慮し、以下の対応を行います。

①日本のNGOによる要請文に賛同しました。

特定非営利活動法人国境なき子どもたち
特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター
特定非営利活動法人パルシック
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
(五十音順)

外務省にあてて送付・提出した要請文に賛同いたしました

現地時間の10月10日時点で、イスラエルでは900名以上、ガザでも約900名が死亡しており、負傷者は双方で数千人を超えています。これ以上多くの生命が奪われ、傷つけられることがあってはなりません。
コンフロントワールドも、あらゆる外交的手段を用いて、各国が調停に向けて乗り出すよう、日本政府としての最大限の外交努力を求めます。

②パレスチナ(ヨルダン川西岸地区)の市民と共に、紛争被害を受けている市民への人道支援について検討しています。

パレスチナ(ヨルダン川西岸地区)の市民より、ガザ地区で30万人もの人が、住む家を破壊され、行き場所を失っていると連絡がありました。
今後冬となり気温が下がるため、物資の支援を行うことを検討しており、コンフロントワールドも最大限支援しようと考えています。

現状は、街の入口でイスラエル軍が警備をしており、身動きが取れていない状態です。
現地の状況に合わせて、支援を届けられる状況になり次第、支援を開始しようと考えています。

③日本で出来る啓発活動の実施

コンフロントワールドは平均年齢20代というNGOでは比較的若い団体です。
経験が多い専門的なNGOではなく、私たちだからこそ伝えられる・届けられる情報を発信していきたいと考えております。

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第一弾のイベントを10/28(土)に実施予定です。
https://peatix.com/event/3736926

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コンフロントワールドが考えている基本的な方針は、

1.暴力行為の強い非難

様々な背景からの紛争・戦争である場合でも、一般市民が犠牲になる暴力行為については強く非難をする姿勢です。

2.現地と連携した人道支援

コンフロントワールドは今までも、現地駐在員を置かず、現地のNGOと連携しながら支援を続けてきました。コンフロントワールドの支援の形を変えずに、出来ることから実施していきます。

3.対話を通した啓発活動

コンフロントワールドが行う啓発活動については、専門家からのインプットということではなく、
日本の皆様との対話を通して、共に学んでいく姿勢で啓発活動を行います。まずは身近に感じる、一緒に学んでいくということだけでも意義があると考えております。

代表からのメッセージ

私は19歳のころにイスラエル、パレスチナを訪問しました。歴史的にも複雑な背景がありますが、それでもイスラエル人、パレスチナ人ともに私が出会った人々は平和を願っていました。
それは今でも同様です。私のイスラエル人の友人もパレスチナ人の友人も無事でしたが、一番は平和的な解決を望んでおります。

パレスチナの友人に連絡しました。
「30万人が家を追われ、行き場を無くしている。もうすぐ冬が来るため、それまでに人道支援を行いたい。ただ、まだ動きづらい状況である。」と連絡をいただきました。

コンフロントワールドとしても、人道支援が開始出来るタイミングで、出来る限りの支援を行いたいと考えています。

コンフロントワールドは経験もなく、フルタイムの職員も置かない状態でここまで活動を広げてきました。
それは根本には、
・そもそも出来ない前提で、
・経験がない人でも挑戦をしていく
という想いがあったため、国際協力に従事したことが無い社会人のボランティアや学生が力を合わせて、アフリカに水や教育を届けてきました。

コンフロントワールドは不条理の無い世界の実現を目指すNGOで、
難民や水衛生などのテーマを決めず、また、活動する国や地域を制限していない団体です。

だからこそ、コンフロントワールドは、もしかしたら最終的に何も出来ないかもしれない、それでもあらゆる人々の人権のために尽力していきたいと考えております。


特定非営利活動法人コンフロントワールド代表理事 荒井

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