こんにちは!NPO法人コンフロントワールドでは、ウガンダ農村部に暮らす女性たちが手作りした小物を日本で販売する、Eti Labという物販事業を行っています。
商品を手作りするのは、農村部ブタンバラ県とゴンバ県に暮らしている女性たち。
彼女たちが手作り小物を始めた背景、そして私たちEti Labが販売を始めた理由について、お話しします。
|生産地との出会い
EtiLabの作り手のママたちが暮らす、ウガンダ共和国中央部に位置するブタンバラ県・ゴンバ県は、首都カンパラ県から車で約1時半~2時間南下した場所にある、緑豊かな村です。農家や家畜を育てる住民が多く、農作物の販売が多く見られます。
また首都から地方各地へ移動するバスの経由地であること、大きな病院や高等学校があることから県外から訪れる人口が多く、
中心街にはそういった人たち向けの宿泊施設の数も徐々に増えています。
ブタンバラ県はウガンダの中でも特にHIV感染率が高い地域と言われています。
HIV感染率の高さ、水インフラの未整備、劣悪な衛生環境を改善するための経済的余裕の欠如など、複数の側面が絡んで貧困のループが世代を超えて続いています。
<Google mapより>
<集落で、アフリカ布で創られたウガンダの伝統的なドレスを着る女性。>
2018年の夏、NPO法人コンフロントワールドは、ウガンダ共和国での協働相手を探すため、現地NGOやJICAの民間企業で働く方々にお話しを聞きに回っていました。
その中で、クラフト小物の製造販売を通して現地の女性たちの収入向上の活動をしているJICA海外協力隊の方々に出逢いました。
「不条理の無い世界の実現」というビジョンの元、活動を広げようと考えていた私たちは、このクラフト販売ビジネスに共感して、認知と販売先拡大のため日本でのクラフト販売を行うことにしました。
<JICA海外協力隊の方と、女性たち>
|Eti Labの誕生
そして販売開始からおよそ半年後、再びウガンダ共和国ブタンバラ県を訪れた際に、現地の方から教えて頂いた「Eti Lab=贈り物」という言葉を、私たちのブランド名(ストア名)に付けました。
Eti Labには、「Ethical を社会に発信するLabのような場所になる」という想いと、社会に良い「贈り物」という意味合いを込めました。
またストアロゴは、アフリカ布の個性的なイメージと、Labをイメージした顕微鏡をモチーフにデザインされています。
これがEti Labの始まりです。
ブランドとしては、まだまだお客様への付加価値を高めるための改善余地が沢山ありますし、
作り手の収入も安定させていきたく、現状の売上規模やレベル感ではまだまだ未熟ですが、
商品の質・ビジネス構造ともに「社会へ良い贈り物」となれるよう、継続していきます。
さて次回は、
実際に商品生産を行う現地の作り手についてご紹介します!
ぜひ次回も読んで頂けましたら幸いです。
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Eti Lab fabric(アフリカ布製小物)のオンラインストアはこちら
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